2015年06月08日
「背景や事情を知らなくても共感できる」のを実際に体験できた「共感的コミュニケーション」でした。
皆さん こんにちは!いるかビレッジは今日も元気です。
5月25日は、NVCの講座でした!NVCって何?という方も多いかもしれないですが、ノン・バイオレンス・コミュニケーション直訳すると非暴力ですが、共感的コミュニケーションという言葉で日本では普及しています。(詳しい解説は最後に記述します。)
今回は、全国を旅するファシリテーター、ベビーマッサージティーチャー主婦、支援員というメンバーでした。
最初にチェックイン、みんなで呼吸、10秒息を吐くエクササイズ。意識的に副交感神経に働きかけます。共感的コミュニケーションでは、言葉上のコミュニケーションだけではなく、コミュニケーション時の体の反応など身体的な動きにも着目します。
今回学びだったのは、「共感」という時におちいりがちな反応、「マイクをうばう」というものでした。「共感」というと相手の気持になるとか、相手の立場に立つとか、みんななんとなくはわかっています。しかし、相手に対して「わかる、私もー」と自分の経験を話し始めるなど自分の話に持って行ったり、「それはこうしたらいいよ」と自分の意見を押し付ける結果になったり。果たしてそれは相手によりそう行為なのでしょうか?気をつける必要がありますね!
自分も相手も楽でつながりが生まれるのが、共感的コミュニケーションです。
例えば、育児で「こういうことがあってつらかった?」というシチュエーションで、相談ということであれこれ事情がくわしく伝わっただけではわかってくれた実感はないというケースがあります。原因まで共感できるか?そこがポイントです。
背景や事情を知らなくても共感できるのが、共感的コミュニケーションです。
少人数だったということもありレクチャーを済ませると、ワークショップ「エンパシー・ポーカー」の時間をじっくりとりました。
まずスピーカーが最近起こった感情が湧き上がったことを30秒位で発表しました。これは、どんなささいな事でも、込み入った事情でもいいそうです。
そして、グループメンバーから感情(Feeling)のリスト(A必要が満たされたときに体験する、気持ち/感じ・B必要が満たされていないときに体験する、気持ち/感じ)を元にして「~さんはその時に~気持ちでしたか?」と聴いて回る。
5人の組でやったのですが、3周くらいしました。
この時にAポジティブかBネガティブで一方向にリストにある言葉を選ばずに、例えばネガティブなエピソードなのに満たされている気持ちの言葉がぴったり来る時もあるそうです。
その後スピーカーがメンバーから質問された気持で自分が感じた感情(Feeling)に近いものを4つくらい選びます。
そして、グループメンバーは再びニーズ(Needs)のリストから言葉を選んで「~さんが~感情(Feeling)と感じたのは~というニーズ(Needs)を大事にしているからですか?」と順番に質問していきます。
最後に、スピーカー自分がピッタリ来る感情(Feeling)とニーズ(Needs)の組み合わせを3セットほど選び、メンバーにどうしてその組み合わせなのかをシェアしました。その時に、別の感情(Feeling)の列にあったニーズ(Needs)が違う組み合わせになったり、質問された時は「いいえ」と答えていたものが選ばれることもあり、ワークショップを進めるとより深く自分の感情に向き合えるそうです。
●参加者の声
■楽しく受けさせて頂きました。
奥が深いなと思いました。子どもに対しての言い方、自分の感情、色々な思いを体験させて頂きました。また、機会がありましたらぜひ参加させて頂きたいと思います。
■今日はどうもありがとうございました。普段うまくいっていることの理由が少しわかったように思います。それと、明後日投稿する予定の「可視化」についての良い体験ができました。
今後、ダイアログのトレーニングへの活用を模索してみます。
また、どこかでお会いできる日を楽しみにしておきます。
どうもありがとうございました。 http://cobaken.net/
■初めての研修でとても勉強になりました。今まで自分が思っていた「共感する」さらに自分たちの体験などからより具体的になってきました。
また、まず、「沈黙の共感」からはじめていく大切さがわかりました。
今回はランチの時間も参加者から質問が相次ぎ、そのまま午後の時間に突入していきました。参加者からご近所トラブルの話題提供があり、「背景や事情を知らなくても共感できる」のを実際に体験できた「共感的コミュニケーション」でした。
次回は6月15日また参加したいと思います。
共感的コミュニケーションとは?
NVC(Non-Violent Communication,非暴力コミュニケーション)
コミュニケーションにおいて相手とのつながりを持ち続けながら、お互いのニーズが満たされるまで話し合いを続けていくという、共感を持って臨むコミュニケーションの方法です。
カール・ロジャ-ス博士の弟子のマーシャル・ローゼンバーグ博士によって体系付けられました。
具体的なやり方は、観察・感情・ニーズ・リクエストの4つの段階に分けて、コミュニケーションで起こっている問題・ズレを整理していきます。
アタマで判断・批判・分析・取引などするかわりに、自分自身と
相手の心(ハート)の声に耳を傾けて、今の感情(Feeling)・ニーズ(Needs)を明確にしていくことで、お互いの誤解や偏見からではなく、心からつながりながら共感を伴ってコミュニケーションをすることを主眼にします。(ラーニングNVCプロジェクトのサイトより引用)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
街中エコビレッジ いるかビレッジとは? http://www.irukavillage.org/
Elu-café(いるカフェ) http://elucafe.web.fc2.com/
5月25日は、NVCの講座でした!NVCって何?という方も多いかもしれないですが、ノン・バイオレンス・コミュニケーション直訳すると非暴力ですが、共感的コミュニケーションという言葉で日本では普及しています。(詳しい解説は最後に記述します。)
今回は、全国を旅するファシリテーター、ベビーマッサージティーチャー主婦、支援員というメンバーでした。
最初にチェックイン、みんなで呼吸、10秒息を吐くエクササイズ。意識的に副交感神経に働きかけます。共感的コミュニケーションでは、言葉上のコミュニケーションだけではなく、コミュニケーション時の体の反応など身体的な動きにも着目します。
今回学びだったのは、「共感」という時におちいりがちな反応、「マイクをうばう」というものでした。「共感」というと相手の気持になるとか、相手の立場に立つとか、みんななんとなくはわかっています。しかし、相手に対して「わかる、私もー」と自分の経験を話し始めるなど自分の話に持って行ったり、「それはこうしたらいいよ」と自分の意見を押し付ける結果になったり。果たしてそれは相手によりそう行為なのでしょうか?気をつける必要がありますね!
自分も相手も楽でつながりが生まれるのが、共感的コミュニケーションです。
例えば、育児で「こういうことがあってつらかった?」というシチュエーションで、相談ということであれこれ事情がくわしく伝わっただけではわかってくれた実感はないというケースがあります。原因まで共感できるか?そこがポイントです。
背景や事情を知らなくても共感できるのが、共感的コミュニケーションです。
少人数だったということもありレクチャーを済ませると、ワークショップ「エンパシー・ポーカー」の時間をじっくりとりました。
まずスピーカーが最近起こった感情が湧き上がったことを30秒位で発表しました。これは、どんなささいな事でも、込み入った事情でもいいそうです。
そして、グループメンバーから感情(Feeling)のリスト(A必要が満たされたときに体験する、気持ち/感じ・B必要が満たされていないときに体験する、気持ち/感じ)を元にして「~さんはその時に~気持ちでしたか?」と聴いて回る。
5人の組でやったのですが、3周くらいしました。
この時にAポジティブかBネガティブで一方向にリストにある言葉を選ばずに、例えばネガティブなエピソードなのに満たされている気持ちの言葉がぴったり来る時もあるそうです。
その後スピーカーがメンバーから質問された気持で自分が感じた感情(Feeling)に近いものを4つくらい選びます。
そして、グループメンバーは再びニーズ(Needs)のリストから言葉を選んで「~さんが~感情(Feeling)と感じたのは~というニーズ(Needs)を大事にしているからですか?」と順番に質問していきます。
最後に、スピーカー自分がピッタリ来る感情(Feeling)とニーズ(Needs)の組み合わせを3セットほど選び、メンバーにどうしてその組み合わせなのかをシェアしました。その時に、別の感情(Feeling)の列にあったニーズ(Needs)が違う組み合わせになったり、質問された時は「いいえ」と答えていたものが選ばれることもあり、ワークショップを進めるとより深く自分の感情に向き合えるそうです。
●参加者の声
■楽しく受けさせて頂きました。
奥が深いなと思いました。子どもに対しての言い方、自分の感情、色々な思いを体験させて頂きました。また、機会がありましたらぜひ参加させて頂きたいと思います。
■今日はどうもありがとうございました。普段うまくいっていることの理由が少しわかったように思います。それと、明後日投稿する予定の「可視化」についての良い体験ができました。
今後、ダイアログのトレーニングへの活用を模索してみます。
また、どこかでお会いできる日を楽しみにしておきます。
どうもありがとうございました。 http://cobaken.net/
■初めての研修でとても勉強になりました。今まで自分が思っていた「共感する」さらに自分たちの体験などからより具体的になってきました。
また、まず、「沈黙の共感」からはじめていく大切さがわかりました。
今回はランチの時間も参加者から質問が相次ぎ、そのまま午後の時間に突入していきました。参加者からご近所トラブルの話題提供があり、「背景や事情を知らなくても共感できる」のを実際に体験できた「共感的コミュニケーション」でした。
次回は6月15日また参加したいと思います。
共感的コミュニケーションとは?
NVC(Non-Violent Communication,非暴力コミュニケーション)
コミュニケーションにおいて相手とのつながりを持ち続けながら、お互いのニーズが満たされるまで話し合いを続けていくという、共感を持って臨むコミュニケーションの方法です。
カール・ロジャ-ス博士の弟子のマーシャル・ローゼンバーグ博士によって体系付けられました。
具体的なやり方は、観察・感情・ニーズ・リクエストの4つの段階に分けて、コミュニケーションで起こっている問題・ズレを整理していきます。
アタマで判断・批判・分析・取引などするかわりに、自分自身と
相手の心(ハート)の声に耳を傾けて、今の感情(Feeling)・ニーズ(Needs)を明確にしていくことで、お互いの誤解や偏見からではなく、心からつながりながら共感を伴ってコミュニケーションをすることを主眼にします。(ラーニングNVCプロジェクトのサイトより引用)

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街中エコビレッジ いるかビレッジとは? http://www.irukavillage.org/
Elu-café(いるカフェ) http://elucafe.web.fc2.com/